2023/06/05

人蝶のゆくさき

 蝶は、成熟すると、自らのサナギの殻を破り、
立派な蝶となって、大空に飛び立ちます。
我々人間にはない、劇的な変化です。

……果たしてそうでしょうか?

今の我々の状態、この肉体こそ実はサナギではないか、と
感じたことはありませんか?

人は、この肉体というサナギの中で成長し、
中身が完全体となった時、肉体というサナギの殻を破り、
本当の意味での「成人」となって、
蝶が初めて目にする大空に飛び立つように、
成人化したヒトは、サナギ(肉体)時代には見えなかった
輝く広々とした空間に、
そう、それこそがサナギ時代に呼んでいた「天国」という
煌めく大空に飛び立っていくのではないか、と
中二の頃の僕は考えるようになりました。
まさしく中二病の思想です。

なるほど、サナギの中にこもっている今の状況では、
サナギの殻の外の世界、「天国」(=死後の世界)は
どうやっても見えません。
しかし、先にサナギ(肉体)の殻を破って“成人”した人たちは
サナギ時代には想像もつかなかった、
心地の良い、輝く大きな広い世界を自由に飛び回っています。
サナギ時代の蝶が成虫し、この大きな空を飛び回っているかのように。

しかし、その素晴らしい天国を飛び回れない人たちがいます。
“成人”するまで成熟していなかったのにもかかわらず、
自分で勝手にサナギの殻を破って出てきてしまった人たちです。
いわゆる“自殺者”です。

考えてもみて下さい、まだ飛ぶことのできない未成熟の蝶が
サナギの殻を破って出てきてしまったとして、
羽もまだ完成していないその蝶は飛ぶことができるでしょうか?
その未成熟な蝶は、真っ逆さまに落ちてゆき、
そして惨めにも地べたに這いつくばって、ただ苦しむしかありません。

人間も同じことです。
まだ立派な羽を身に着けていない、
“成人”になる前の未成熟な人間がサナギから出てきた場合、
輝く大空(天国)を飛び回ることができず、
奈落の底、暗い地べたにべチャッと落ちて、
その世界の底辺で苦しみもがくことになります。

この地べたこそ、今の我々は「地獄」と呼んでいます。
そこは、サナギ時代(現世)の苦しみとは次元の違う苦しみに満ちているのです。

しかし、未成熟のまま、サナギの殻を破って出てきてしまうのは、
自殺に限ったことではありません。
不慮の事故や事件に巻き込まれて、本意ではなく
サナギから出てきてしまう人たちもいます。

しかし、安心して下さい。

天国には、未成熟で出てきてしまった人たちを救助する
「救護班」の人たちがいます。
事故によってサナギが割れてしまい、一時的に底に落ちてしまっても、
救護班がすぐさま駆けつけ、応急処置をし、
天国の「病院」へと運んで、成人化するまで治療してくれるのです。

彼らのことを、今(現世)の我々は、天使、もしくは神とまで呼んでいます。
彼らは、サナギ時代の我々に何かしてくれるわけではないのですが、
羽化後の我々の助けをしてくれるのです。

彼らは、もちろん、自分で殻を破って出てきてしまった「自殺者」についても
分け隔てなく救護はしてくれます。
しかし、そのような自分勝手な“腐った幼虫”は、全て後回しとなります。
何しろ、事故や事件で思いもよらずサナギから飛び出してしまった幼虫が
たくさん沈んでいるのですから。

早くても数十年、長ければ数百年、
ほったらかしにされます。
その間、自殺者はただただ地べたで苦しみ続けます。

現世の苦しみなど可愛いものです。
今の苦しみから逃げようと自殺しても、
それとは比べ物にならない苦しみが、何十年、何百年と
続くのです。

自殺を考えている貴方、その覚悟をもって自殺を実行しますか?

以上をもって忠告させていただきます。
天国で心地よい生活を送りたいなら、自殺はしない方がいい。
何が何でも、とにかく寿命を全うするべきです。


さて、話は脱線してしまいましたが、成人化し天国で暮らしている成人は
そのエネルギーを、天国という空間の中で徐々に使っていくことになります。
(空間に奪われていくと言ってもいいでしょう)
最終的には、そのままエネルギーを使い果たし、消滅してしまいます。

そのように、消滅を望む者もいれば、再びエネルギーを蓄えて
復活しようとする者もいます。
そう、エネルギーの復活には、再び“サナギ”化し、エネルギーを蓄えるのです。

サナギ化とは、もちろん再び肉体を得て肉体の中に籠ることです。
つまり、再びこの現世に生まれてくるということです。
これがいわゆる「輪廻転生」と呼ばれる現象です。

“天国”でさんざんエネルギーを使った者は
羽化まで100年以上など長い年月を使い、
逆にあまりエネルギーを消費しないうちにサナギ化した者は
羽化までにはあまり時間がかかりません。

すなわち、天国にいた時間によって、サナギ化後の羽化までの期間が異なり、
それがこの世で言う「寿命」ということになります。


……なんてことを考えると、死への恐怖は薄らぐと思うけど、
くれぐれも自殺はしない方がいいよね。

2022/10/23

地球温暖化推進計画!?

 今回は温暖化の話。

現在、温暖化してるのかどうかの議論ではない。
実際、気温は上がっているようなので、
ここでは温暖化しているのを前提として議論しよう。

何を議論するかというと、
温暖化を止めた方がいいのか、進めた方がいいかの
議論である。

ストップ温暖化は、人類の将来のためである。
しかし、ストップ温暖化は
人類のため=地球のため
なのだろうか?

もし、温暖化が地球の意志によるものだとしたら?
つまり、地球自身が体温を上げたがっている。

そうなると話は変わってくる。
地球温暖化を止めようとしている人類は
地球にとって邪魔な存在、
“敵”ということになる。

つまりは、ただやみくもにストップ温暖化を
叫ぶのではなく、地球の意志を確認する必要があるのだ。

もし地球自身が温暖化を進めているとしたら、
人類の取るべき道は

①地球の意志に反して温暖化をストップさせる
②地球の意志を尊重して温暖化を加速させ、
人類はその温暖化に対応できる科学技術を発展させる

おおまかに言うと、選択肢はこのどちらかになる。

つまり、人類が地球にとって敵となるのか
味方となるのか、それによって人類の進む方向性が
180度変わってくるということだ。

もし温暖化を進めたいという地球の意志に従うとするなら、
今の温暖化を止める努力は全て捨てて、
すぐに温暖化に対処する道を進めなければならない。
無駄なことはやめて、効率よく科学技術を進める必要があるのだ。

ちなみに、逆に地球自身が温暖化を止めたがっている場合は、

①地球のために温暖化をストップさせる

この一択のみになる。
その場合、地球と人類の見るべき方向が一緒なので
話は簡単だ。



……なんて、
なんだSFの話か、あるいはメンヘラの妄想か、
なんて思うかもしれない。
しかし、これはれっきとした生物学であり、科学なのである。

生物の思考のメカニズムを思い出していただきたい。
簡単に言えば、脳神経細胞というアミノ酸の間の電気信号の
やり取りである。
では、それを地球に置き換えて考えてみる。

地球にアミノ酸は存在するだろうか……存在する
地球に電気は存在するだろうか……存在する

地球の中のちっぽけな存在の生物に起こっているメカニズムが
大きな地球の中で起こっていないはずがないのである。
それだけではない、鉱物間の磁力の交信、
空気間のプラズマなど、人間にはない様々な思考メカニズムが
存在するかもしれない。
それは、人間には思いもつかない、高度な思考能力を示している。

そんなバカな?
では、逆の立場で考えてみよう。

我々の肌を這っているダニ。
ダニは、今自分の足元にある地面に
思考能力があると気づいているだろうか。
自分より、はるかに優れた知性を持つ人間の肌の上に
存在しているなど、夢にも思っていないだろう。

それと同じことである。
今、我々が立っている大地、
その足元の地球は、我々が想像もできないほど
何万倍、何億倍もの高度な知性を持っている
超高知能の存在なのである!

その地球が、自分の体温を上げたがっているとしたら……
我々人類は、それに従い、協力し、
我々自身も対応して生きていくしかないだろう。

ただし、何度も言うが、それは地球自身が温暖化したがっている場合の話。
つまりは、冒頭で議論しようと言っておいて何だが、
地球の意志を確認せずに
温暖化を止めるか進めるかの議論は尚早なのである。

2021/12/25

比較

ここに書く文章は、一気に書くわけではなく、
数日、場合によっては数週間かけて書いたりしています。
何しろ、まとまった時間がなくて^^;
この文章も、もう数週間前から書き始めたものなので、
時期外れな箇所もあるかと思いますが、
せっかく書いたので公開してみます。

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何についてもですが、
中途半端な比較で安易に結論を出してしまうと、
間違った情報として完結してしまい、
後に悪い影響を与えてしまいます。

今回、コロナでちょっとその辺を考えてみます。


①新型コロナはインフルエンザと同等

たまにこのような話が聞かれます。
こういう話の場合、インフルエンザと新型コロナの
患者数や死者数で比較していますが、
ちょっと具体的に考えてみると、
平時のインフルエンザの状況と、緊急事態宣言時の新型コロナの状況を
比べているのかな、と思ってしまいます。
それはちょっとフェアではありません。
比較するなら、インフルエンザの猛威で緊急事態宣言をした年と
今回の新型コロナの数字を比べる必要があります。
インフルエンザで緊急事態宣言をした年は、何年でしょう?

少なくとも、僕が生きてきた時代では、インフルエンザはもちろん
他の伝染病で緊急事態宣言になった覚えはありません。
すると、僕が生まれる前の時代であったかもしれないとなると、
今とは時代が変わりすぎているので、ちょっとフェアな比較には
なりません。

となると、緊急事態宣言時での比較、そう昨年から今年にかけての
インフルと新型コロナの比較が一番フェアな比較となります。

しかし、実はこれもフェアな比較ではありません。
インフルにはすでにワクチンや飲み薬があるのに対して、
新型コロナは、今年中旬からようやくワクチンが広がりはじめ、
飲み薬に関してはまだ存在しません。
フェアに比較するとなると、
インフルエンザに対してワクチンや薬を使わなかった場合、
どれだけの被害になるかを考えないといけません。

つまり、同じ緊急事態宣言時という環境を同一にしたとしても、
ワクチンや薬の有無を考慮に入れると
昨年から今年に関しての比較も、実はフェアではないということです。

完全にフェアな比較となると、新型コロナのワクチンや飲み薬が
十分に行き渡ってから、少なくとも来年以降でないと
正確な比較ができないということになり、
今の段階でインフルと新型コロナの比較はナンセンスということになります。


②日本人には何か遺伝的あるいは抗体的なファクターXがあり、
日本人は新型コロナにかかりにくい

日本での感染者数が欧米に比べて少ないので、
日本人の遺伝子や抗体を調べようとする前に、
まずは正確な比較をしなければなりません。

確かに日本国内での日本人の感染者は少ない。
では、アメリカや欧州に住んでいる日本人の感染者数の割合はどうなんだろう?
欧米でも白人や黒人よりも日本人の感染者数は少ないんだろうか?

逆に、アメリカ国内でのアメリカ白人の感染者数の割合と、
日本に住むアメリカ白人の感染者数の割合は同じなのだろうか?

住む場所に関わらず、そういった人種による感染者数の割合に相違がないようだったら、
そこで体質や遺伝子の研究、それだけではなくて、以前書いた報道の仕方の違いや
もしかしたら地政学的な違い、他いろいろな原因を考えていくことになると思います。

まあ、それがファクターXの候補になると思われますが。

要は、「日本国」での感染者が少ないのか「日本人」の感染者が少ないのか
正確な情報からの正確な前提が必要ということです。


③なんだかんだ言って、日本政府の新型コロナ対策はうまくいった

日本の感染者は、他国に比べるとかなり少なく抑えられているようです。
それは、日本政府のコロナ対策がうまくいったのかどうか。
それを考える場合、この日本政府の対策を他国で行なった場合、
感染者が抑えられるのどうか、シミュレーションしてみるといいと思います。

それで日本のコロナ対応が他国でもうまくいくという結果が出たら、
感染者が増えて困っている国にぜひ自信をもってオススメすべきです。

逆に、他国で同様な対策を行なっても効果がないということでしたら、
日本国内限定ということなので、日本人の特性にあった対策だったのか、
あるいは日本国、日本人のファクターXによるものなのか、
また検証が必要ということになるのでしょう。

2021/10/29

ファクターX

 
さて、コロナも少し落ち着いてきたところで整理してみましょう。
まあ、ここはアイディア帳なので、本来コロナの検証とか筋違いなのですが^^;

日本が海外に比べて感染者が少ないという「ファクターX」、
学者の方たちが専門的な観点から検証してますが、
もちろんそういう免疫学的や遺伝的な原因もあるのでしょうが、
そういうことは専門家の方の研究に任せておいて、
もっと単純な視点から見てみます。

ネットを見てますと「ワイドショーが煽りすぎ」という話をよく見ます。
確かに連日、コロナ関連の話題をやっていて、
コロナの恐怖を煽るせいで経済がボロボロになるという意見は
そのとおりだと思います。
しかしここでは経済面を置いといて、ウイルスの拡大という面で見ますと、
この日本のワイドショー(マスコミ)の過剰なコロナの煽りこそ、
海外に比べて日本の感染者が少ない「ファクターX」の1つではないでしょうか!

①日本の感染者が少ないのは、なんらかの「ファクターX」がある
②ワイドショーの執拗な煽りのせいで、特に高齢者を中心に
コロナを必要以上に恐れてしまっている

このどちらも見られる意見ですが、なぜかこの2つを結びつける意見が
見受けられません。
それというのも「ファクターX」という難しい言葉を使ったため、
「ファクターX」は科学的な難しい現象だと思いこまれてしまっているのかもしれません。
それなら、今回の検証をあえて難しく言うなら、
群集心理における収斂現象とか何とか、心理学的に言っちゃえば、
なんとなく専門的な雰囲気になります^^;

また②に関しては、「煽りすぎ」ということで、ワイドショーへの批判の方に
話題が移ってしまうようです。

ワイドショーの連日の恐怖の植えつけ&ニュース番組の毎日の感染者数の報告、
毎日、感染者数を発表することに意味があるのか、という意見も
これまた見られますが、僕は感染拡大の抑止に一役買っていると見ます。

例えばアメリカでは「今日の感染者数は3万人です」などと毎日
同じワイドショーなどで報道しているのでしょうか?
連日ではない場合、「なんだ、1万人に一人ていど? 俺には関係ないね」
なんて、各々がバラバラに思うでしょう。

逆に、日本のように連日、感染者数を発表している場合、
視聴者の基準となるのは、実は1日の実数ではなく実数変化の経緯になります。
「昨日500人だったのに、今日はいきなり1000人!?
いきなり2倍か! それに確か先月は100人だっただろ……
1か月で10倍じゃないか!」

以前の〇倍、そして1000人の大台越え、
とても深刻に聞こえませんか?
実際には、1000人越えでも、せいぜい1万人に一人くらいの感染者数です。

まあ、アメリカにしろ日本にしろ、普通の人は「〇人に一人の感染者」なんて
考える人はあまりいないでしょう。
ただ、日本の報道の仕方は、「数日間で数倍」や「1000人の大台越え」など
素直な人々に恐怖心を植えつけ、万全な感染対策を心がけさせます。

それがよくわかるのが、緊急事態宣言発令の時期が示された感染者数推移のグラフです。

そのグラフを見て、「緊急事態宣言発令時には、実は感染者数は減少に向かっている。
だから、緊急事態宣言には意味がなかったんだ」という主張もよく見られます。
確かに、政府が出した緊急事態宣言には、あまり意味はなかったようです。
なぜなら、感染者がだんだん増えていくと、
緊急事態宣言発令前から、感染者数増加によるウイルスの恐怖を
ワイドショーは一段と強く煽っていたからです。

緊急事態宣言発令時にはすでに感染者数が減少し始めていたのは、
緊急事態宣言発令前からの、このワイドショーの強い煽りが影響しているのではないでしょうか。
そのせいで、経済は冷え込みましたが、実は感染者数の山が大きくなるのを
かなり低く抑えられた原因なのかもしれません。

その現象は、第4波と第5波を比べると、さらに信憑性が増します。

最近の若者は、あまりテレビを、特にワイドショーなど見ないという話を聞きます。
第4波は、あまり若者は発症しないアルファ変異株でした。
なので、高齢者などはワイドショーの過度な煽りに影響を受けましたが、
若者はワイドショーの影響を受けずに外出していても、コロナには感染しませんでした。

ところが、第5波のベータ変異株は若者にも感染します。
なので、第5波ではワイドショーを見ていない若者は、
影響を受けた高齢者のように自粛はせずに行動してしまったため、
第4波より大きな波になってしまいました。

ベータ株はアルファ株よりも感染力が強いということもありますが、
ワイドショーのコロナへの恐怖の煽りに影響されなかった若者の感染も
増えてしまったのでしょう。
つまり、若者もワイドショーを見て影響を受けていたら、
第5波の波の高さは、ちょうど第4波の、ベータ株のアルファ株に対する感染力の比程度に
抑えられていたのです!

ちなみに、ワイドショーの煽りは、グラフで言うと
感染者数の山に影響します。
感染者数の増減は、見る限り左右対称になるようです。
なぜこのように急激に増加して、同じように急激に減少するのか、
これまた専門家の方々が検証しているところで
まだ正解が出ていませんが、僕が立てた仮説では、
以前書きました、スーパースプレッダーに対するスーパーターミネーター
そして小規模集団免疫地区の同時多発などがあります。

さらに言えば、ますますSFっぽくなりますが、
デルタ株が変異を起こし、配列は同じなのに人体に関して無毒化(ホワイトウイルス化)した
デルタ株-(有毒な物をデルタ株+とする)の蔓延。
ゼロコロナ案①ホワイトウイルスでは、人工の無毒ウイルスの開発を書きましたが、
それが自然界の中で必然的に起こる、という話です。

そう、書きながら今まさに思いつきましたが、
ウイルスイーター(スーパーターミネーター)の体内に
有毒なデルタ株が入ると、その体内で無毒化の変異が起こり、
配列は同じでも無毒化に変異したデルタ株のホワイトウイルスが発生し、
周りにそのホワイトウイルスが伝染して、元の有毒なデルタ株は
感染できずに、そのまま急速に減少する、というふうにしましょう!

……なんて、創作の会議では次々とアイディアを出し合っていくわけですね(`・ω・´)

まあ、他に海外と比べるところは、どんな患者に対しても最後まで諦めない医療の頑張りとか
清潔さとか、マスク着用率だとか、いろいろありますが、
そのへんは普通の意見だし、文章も長くなるし、やめておきましょう^^;

とにかく、このような連日にわたる詳細なコロナ関連の報道は、
他国に見られない、日本独自の特異な現象だと思います。
そして、それを素直に受け入れ、自主的に感染対策する国民性、
それが合わさったのが「ファクターX」の1つなのです!

2021/10/07

ゼロコロナ案② ウイルス・イーター

 
これは、感染者が急激に減る原因のひとつに
挙げられるかもしれません。
となると、
「人流が変わらないのに感染者が減ってきた理由」
の第2弾ということにもなります。
そして、それを研究することによって
ゼロコロナへの足がかりになるかもしれません!

感染者のグラフを見ていると、感染拡大が起こった山が
ほぼ左右対称で感染者が減っていることがわかります。
(ワクチンの有無による期間にかかわらず、どの山も)

感染拡大の原因のひとつに、スーパースプレッダー(拡散者)の存在があると
言われています。
それなら、グラフを見て考えられることは、
スーパースプレッダーの逆の存在、
「スーパーターミネーター(終結者)」がいるのではないか、と。
その、スーパーターミネーターのうちのひとつ、
「ウイルス・イーター(Virus Eater)」が急激な感染者減少を引き起こすのです!

そういうふうに考えれば、実は僕なんかが
ウイルス・イーターなんじゃないかと思うのです(^^ゞ

僕は今まで、インフルエンザの予防接種を受けたことがありません。
にもかかわらず、生まれてこの方、インフルエンザにかかったことが
ないのです。
そのことから、ただ漠然と、僕はウイルスに強い体質なんじゃないかと
思っていたのですが、今回、ウイルス・イーターの存在というのを
考えると、ただ単に自分がかかったことがないだけでなく、
そういえば、学生時代、インフルエンザで学級閉鎖になった記憶がないのです。
他のクラスは休みになっていいなぁ、なんて、よく思っていました^^;

また、僕の家族もインフルエンザにかかった者がおりません。
僕は遺伝だと思っていたのですが、もし僕がウイルス・イーターだった場合、
家族のインフルエンザウイルスを“食べていた”可能性があるのです!
実際、嫁に行った妹が、一昨年、珍しく(おそらく初めて)
インフルエンザにかかったのです。

小学生時代、4年から6年までクラス替えがなかったのですが、
6年の頃、「他のクラスは学級閉鎖になるけど、うちのクラスは(4年次から今まで)
学級閉鎖になったことがないねぇ」なんて友達と話していたのも思い出しました。

もし僕が、インフルエンザウイルスに対するスーパーターミネーターだったとしたら?
そして、インフルエンザウイルスに対するウイルス・イーターだったとしたら?
クラスの友達の分のウイルスをも無効化し“食べて”いたため、
僕のいるクラスは一度もインフルエンザで学級閉鎖にならなかったのでは?
なんて、考えるようになりました(^^ゞ

今回の新型コロナの感染拡大において、
「何で、うちの部署だけ感染者が出なかったんだろう?」とか
「このフロアではクラスターが起きなかったな」とか、
周りでクラスターが起きたのに、ここだけ感染者が出なかった、という
ケースはありませんか?
そこには、新型コロナウイルスに対するウイルス・イーターが
一人。二人といるのかもしれません!

つまり、スーパースプレッダーによって爆発したウイルスがあるていど広まった後、
スーパーターミネーター(ウイルス・イーター)まで辿り着いた時、
ウイルスの“捕食”が始まり、一気にウイルスが減少していくのです!

ウイルス・イーターが本当に存在するのか、
それは体質によるものなのか、遺伝子によるものなのか、
それは科学者が調べないとわかりません。
こんな不確かな考えで研究してくれる科学者はいないと思いますが^^;

なんなら、インフルエンザにかかったことがない
僕の体の研究をしてみますか?


2021/09/17

ゼロコロナ案① ホワイトウイルス

 この新型コロナウイルスが蔓延している期間、
インフルエンザはほとんど蔓延していないと聞きました。
なんでも“ウイルス干渉”というらしく、
1つのウイルスが蔓延していると、別のウイルスは広がりにくいそうです。

そこで思いつきました。
それなら、新型コロナウイルスよりもさらに感染力が強いウイルスが蔓延したら、
新型コロナウイルスは収束するんじゃないか?と。

詳しく調べたわけではありませんが、ワクチンというのも
似たようなものなのかな?
細胞の受容体にウイルスのスパイクたんぱく質がくっついて感染するということですが、
ワクチンが作った抗体がその邪魔をするのだそうです。

要は、新型コロナウイルスのスパイクたんぱく質がくっつく予定の受容体が
見当たらない状態にすれば良いのです!

その役目を、ワクチンの代わりに、人体に無害の人工ウイルスを作って、
新型コロナウイルスよりも先に無害ウイルスを受容体に
くっつけてしまえば良いのでは?

“ウイルスを以てウイルスを制す”というわけです^^

この、人体に無害の人工ウイルスを「ホワイトウイルス」と名付けることとします。
無害どころか、人体に好影響を与えるウイルスなら、さらにいいですね^^

まあとにかく、このホワイトウイルスは感染力が強く、
コロナウイルスよりも素早く強力に感染を繰り返します。
もう、ワクチンをみんなに打つよりも全然早いです。
ワクチン反対の人にも、否応なしに感染してしまいます。

そんな感じで、あっという間にホワイトウイルスが全国民に感染したら、
新型コロナウイルスが感染する受容体がなくなって、
ゼロコロナが達成できるのです!

まあ、受容体というのは重要な情報を受け取る仕事があるようなので、
無害とはいえ受容体を塞いでしまうのはどうなの?と思いますが、
新型ウイルスのパンデミック初期に一斉にホワイトウイルスをばらまいて、
一定期間で仕事を終える時限式ウイルスに、
あるいはホワイトウイルスを無効化する薬とか使って、
一時的に受容体を新型ウイルスから守るようにしたらどうでしょう?

……なんて、100年以上続くウイルス学で、
この程度のアイディアが出てこなかったはずもありませんし、
まあ無理というか、そもそもウイルスも受容体もそういうものじゃないと
専門家に言われるかもしれません^^;

でもまあ、せっかく思いつきましたし、
ウイルスに詳しい方からダメ出しの情報をいただければ
次のアイディアを考える勉強になりますし、
とりあえず、ここに記録しておきます(^^ゞ

2021/09/15

人流が変わらないのに感染者が減ってきた理由

 
人流が変わらないのに感染者が減ってきた理由が
よくわからない、と、テレビでよく耳にしますので、
ちょっと考えてみましょう。

その原因のひとつは、ミクロから見た集団免疫の集団が
増えてきたからだと思うのです。

たとえば、家庭感染で家族全員が感染してしまった。
これは、この家族が“集団免疫を得た”ということです。
この家族がそれぞれ、感染が判明する前に
会社やら学校やらに行っていた場合、その職場やクラスで
感染者が増えます。
このウイルスは未発症者も多いということですから、
たとえ見た目クラスターが発生してなかったとしても、
その職場やクラスで、ある程度の集団免疫が出来上がっていると考えます。

僕なんかは、インフルエンザの予防接種がしたことがないにもかかわらず、
生まれてこの方、インフルエンザに罹ったことがありません。
なんか、免疫とか抗体とか以外に、生まれながらにウイルスに強い、
まだ見つかっていない体質・遺伝子とかがあるのかもしれません。

それはともかく、上記の段階で、家庭・職場・クラスで
小規模の集団免疫が獲得できました。
これを「小規模集団免疫特定地区」と名付けます。
これらに所属する人々は、感染前・感染後を比べても、
日常的に各々の生活圏を移動しているのならば、
つまり普段行っているところに毎日移動していたとしても、
人流は変わらないのに感染者が増えないということになります。

これを、マクロの視点で、例えばこの小規模集団免疫特定地区が
みんな東京都内に存在していたとしても、それぞれ規模は小さいので
東京都としてはもちろん集団免疫を獲得したとは言えません。

しかし、東京都内には、このような小規模集団免疫特定地区は点在しており、
また逆に、集団免疫を獲得していない(感染者が少ない)ミクロな地区も
多数存在します。
そして、集団免疫を獲得している地区同士の間の人流ではさらなる感染者は増えませんし、
感染者のいない地区同士の間の人流でも感染者は増えません。

つまりは、もはや感染する者がいなくなった集団免疫獲得地区と
ウイルスがまだ入ってきていない感染者のいない地区が存在し、
その間の人流がなくなってきたということ。
集団免疫を獲得した小規模の地区が、その時期、考えうる最大限に増えた後、
感染者が少ない地区への移動が最小限になった時、
デルタ株の拡大が止まり、一気に減少していったのではないでしょうか。

感染者が増える現象は、集団免疫を獲得できている地区と、
できていない地区との人流です。
ですので「人流を止めれば感染者が増えない」というのは正しいことですが、
漠然と「人流を止めれば感染者が増えない」ではなくて、
「小規模集団免疫特定地区」と「感染者が少ない地区」との人流を
ピンポイントで止めればいいのです。

GoToトラベルが良い例でした。
鳥取と秋田など、感染者がいない地区同士でGoToトラベルすれば
感染者は増えなかったものの、感染者が多数いる東京と、
まだ感染者がいなかった沖縄とかで
GoToトラベルすれば、感染者が広がるのは当たり前のことでした。

次に、酒場などの店で感染者が減ってきてるのか、考えてみます。
酒場でも、従業員や常連客にもデルタ株に対するある程度の免疫、抗体ができた人が
多くなってきたのではないでしょうか。
ということになれば、飲み屋も一律に営業自粛を要請するのではなく、
一時的に会員制にするなど、たいていいつも同じような常連客ならOK、
「一見さんお断り政策」をすれば、新たな感染者を抑えつつ
経済もある程度回していけるようになるのでは?
ワクチンも打ってれば、さらにOKですね^^

……という話が、日本中、世界中の専門家から出てこないということは
この説は違っているんでしょうね^^;